ニコ タッチズ ザ ウォールズ ノ ベスト

NICO Touches the Walls ニコ タッチズ ザ ウォールズ ノ ベスト歌詞
1.ローハイド

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

「踏みならされた大地にまるで興味なんてないし」
一か八かの旅に出た
尖ったプライドの影 転がり落ちる太陽
孤独なくせに強がってた

昨日よりちょっとでもマシなやつになるために
立てた親指で風向き読んだら
口笛混じりに鞭を打て

駆け抜けろ この荒野
独裁者 俺を解き放てばいいさ
準備オーライ? 準備オーライ?
ろくでもない やんちゃな夢 追いかけたい

準備オーライ 準備オーライ
いざローハイド

真っ黒な毛糸のコート 俺は精一杯の愛と
目一杯のメロディ詰め込んで
夢に見た目的地 闇雲切り裂き
声の限りに叫んでた
だけどかじかむ両手突っ込んだらとっくに穴だらけのポケット
拾っているうちに陽が暮れた

フロンティア気取ってても なんか青春ラフコメディ
楽あり苦ありで急がば回れだ
嗤いたきゃ嗤えばいい

捨てちまえ そのコンパス
方角は 俺がねじ曲げてやるのさ
なんか壮大? なんか壮大?
観せてみたい 無茶苦茶な 来週回
いざ ローハイド

この長い旅が終わったら 君と毎日乾杯しよう
砂嵐の晴れた星空は 永遠なはずさ きっと

聞こえるかい この歌が
俺だけの扉こじ開けてやるのさ
なんか壮大? やっぱ壮大?
よく観とけ まだ先だ 最終回

駆け抜けろ この荒野
裁判官 俺を解き放てばいいさ
準備オーライ? 準備オーライ?
ろくでもない やんちゃな夢 追いかけたい

準備オーライ 準備オーライ いざローハイド
心配ない 任して頂戴 いざローハイド
Kids are alright ! It's alright ! Kick'n all night !

準備オーライ 準備オーライ
いざ ローハイド


2.ニワカ雨ニモ負ケズ

作詞:Tatsuya Mitsumura・Shotaro Tsushima
作曲:Tatsuya Mitsumura

柔よく剛を制しまして 剛よく柔も断つ
夢中で格好つけたら 非常ベルが鳴る

五十歩以上も先歩いて 猪突猛進なスタイル
自由で気分屋の君は どうやったって無視

誰にも解けない謎がある 吹き出した風に震えてる
この迷路をほどいてやる

君が笑った 明日は雨かい?
聡明な光が チカチカヒカル
目を凝らさなくちゃ 未来が変わってしまう前に
きっと きっと今をさらっていく

グーはパーに負けまして チョキはパーに勝つ
後出ししようとしたら 非常ベルが鳴る

五十手以上も先を読んでる 入念なスタイル
地球の異分子な君に どう言ったって無理

盾に強固な錠をかけてんだ 矛握ったこの手は湿ってる
笑われたって構いやしないのさ

罰が当たった やり直せるかい?
最後の切り札 スガオヲサラセ
愛を歌わなくちゃ 想いが歪んでしまう前に
ずっと ずっと今を探している

こうして君と出会うこと そして夢中になること
誰がわかったって言うんだ

君が笑った 明日は雨かい?
聡明な光が チカチカヒカル
目を凝らさなくちゃ 未来が変わってしまう前に
きっと きっと今をさらっていく

君とじゃなくちゃ未来は渇いてしまうのかも
急げ きっと今を笑って行く


3.Mr.ECHO

作詞:光村龍哉
作曲:光村龍哉

君が星数えてる間に 僕は足の跡を数えてる
すり減らしたもんのわりに どれも同じ形

君が羊数える夜に 僕は僕の罰を数えてる
犯した罪の愚かさに ビクビク怯えてる

あるがままいられるなんて そんなものだったんだ
眠れない僕は滲む月を裸足のままで眺めてる

Oh 臆病な歌 繰り返してく響き
Oh 僕がこのまま立ち止まってしまっても

君は声高く歌うのに 僕はずっと耳を塞いでる
愛想ばかり振りまき どれも同じ形

いつか君と交わした言葉 僕は惨めなほど憶えてる
“遮っているもの 全部越えてゆく”

いっそ逃げてみようか そう思えば思うほど
薄汚れた強がりが胸を木霊しはじめる

教えてよ どんな痛みも 跳ね返す強さを
照らしてよ 出口はどこだ 無我夢中で探してる
Oh 君の愛を頼るには未熟者だから
Oh 夜の闇に耳を澄ましたんだ

わかってるんだろう? どんな答えも 僕が出していくこと
気づいてるんだろう? どんな弱音も 僕の声だ

届けてよ 僕がこのまま 傷だらけになっても
繰り返そう どんな光も 跳ね返してく強さで
Oh 君の愛を頼るには未熟者だから
Oh 僕の闇と向き合ってこう ちょっとくらい辛くても
それが僕の声なら

繰り返そう
繰り返そう

ずっとずっと知ってた
それは二つとない響き


4.夏の大三角形

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

言葉に出来ない願いに 目を背けたことが
何度あっただろう
慌ただしく時は流れ 立ち止まることも
出来ずもがいてたんだ

肌を刺す陽射し掻き分けて 流れる汗の粒が
キレイに見えたのは いつのことだっけ

もし神がいるのなら この声よ届け
流れた涙
いつか迷っちゃいないんだって 強がっちゃいないんだって
思える日が来るのかな

「そんなしかめ面ぶら下げて 俯いて歩いてるから
目の前に女神(ヴィーナス)がいても 気づかないんだ」って
君は笑った

三秒間 君に見惚れて
いま全力で恋してる 夏の大三角形
想定外 風が眩しい
はしゃぐ君の笑い声で 楽園に変わる
いま世界を壊して

ここではないどこかまで行きたいと願ってた
僕がバカだね
君がただ笑うだけで 総べてが変わるなんて
知らないまま生きていた

青い青い悩みぶら下げて 俯いて歩いていたから
目の前に女神(ヴィーナス)がいても 気づかなかったんだ

三秒間 君に見惚れて
いま全力で恋してる 夏の大三角形
想定外 君が眩しい
その横顔が 瞬きが 僕を変えてしまった

三秒間、、、
君に見惚れて

夏が僕を焦がすほど
はしゃぐ君の笑い声で 楽園に変わる
いま時間よ 止まれ


5.手をたたけ

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

手をたたけ 手をたたけ
願う日は来ないけど
愛を歌え 君を歌え
この空が晴れるまで

失った夢を取り戻すために泣きっ面にマヨネイズ
酸っぱいのぶちかまそう

恥をかけ 恥をかけ
好きなだけ好きなように
愛を歌え 君を歌え
願う日は来ないけど

空の黒さが胸を覆う時は 楽をしてみれば
案外歓迎された
Welcome new days

この魂が尽きるまで レール曲げるくらいの覚悟だぜ
朝靄の奥に見えるだろう? 丸くて大きな太陽が

手をたたけ 手をたたけ
願う日は来ないけど
今日を歌え そして明日を唸らせんだ
去った僕の音楽よ 戻れ

子供みたいとか言うやつぁいつから大人になったんだ?
案外父ちゃん母ちゃん兄ちゃん姉ちゃんじいちゃんばあちゃん
みんながみんな なんかが足んねえ

この魂が尽きるまで レール曲げるくらいの覚悟だぜ
風向きはいつも変わるだろう 今この瞬間を鳴らすんだ

重なるリズムが弾けりゃSo very high
理屈や約束(きまり)にゃこの際手を振れ
Good bye Adios Ciao 再見
それじゃそのままSayハロー

この魂が尽きるまで 消えない傷みを抱えたとしたって

悲しみが尽きる日まで もう全部この手が掴んでいくんだぜ
朝靄の奥に見えるだろう? 丸くて大きなあの
もはや無敵の太陽が


6.バイシクル

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

何も持たずに 生まれたはずだろ
錆びついたペダルを漕いで 身体ひとつで飛び出した衝動
見えない 荷物をばらまいて

隣の芝生は いつだって青くて
いったい何の罰が当たって こんな惨めな気分になるの
不安並べたらきりがない

スピードを上げるほど 強くなる向かい風
神様僕を試してますか? 神様僕を試すのですか?

全速力で坂を下って 風よ迷いをさらっていって
どうせ空のこの頭を My Bicycle My Bicycle ゼロに戻してよ

笑えばジョークに 変わると信じて
笑えないあれこれを全部 心のどぶに投げ捨ててきたんだ
ゆずれないプライドだけ隠しては

ブレーキの軋む音 耳を裂いて空を見上げた
神様僕はここにいますが 僕の悲鳴に気づいていますか?

全速力で闇をくぐって 光射すトンネルの向こうへ
寄り道だらけの旅でも My Bicycle 悪くはないさ

ペダルを漕いでるうちは 倒れず前へ進むでしょう
だから

全身全霊坂を上って 砕けるほど 奥歯噛んで
どさくさ紛れに叫べば 何もかもがオーライ

全速力で坂を下って 風よ迷いをさらっていって
どうせ空のこの頭を My Bicycle ゼロに戻してよ
My Bicycle まっさらな夢を見させてよ


7.Diver

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

あの水平線が遠ざかっていく
青すぎた空には明日すら描けなくて
息もできないくらい澱んだ人の群れ
僕はいつからここに潜り込んだんだ?

悲しみなんて吐きだして 前だけ見てればいいんだっけ
それじゃとてもまともでいられない
すべてを僕が敵にまわしても 光をかすかに感じてるんだ
そこまで行けそうなら

息をしたくて ここは苦しくて
闇を見上げるだけの夜は もがく減圧症のダイバー
生きているんだって 確かめたくて
深い海底を目指してもう一度 呼吸をしよう

頭の中の地図をひっくり返したら
足りないものだらけで 独り怯えた昨夜
僕は強いんだってずっと思ってた
誰よりも強いってずっと思ってた

迷子になった白鳥が 星の夜空に浮かんでいた
慰めのように降り出した雨
だけどどうやら僕らはなれそうもない 星が星なら僕は僕さ
どこまで行けそうかな

重たい錨を背負い込んで ほんの少し祈りを吐きだして
まるで合図のように降り出した雨

息をしたくて ここは苦しくて
闇を見上げるだけの僕じゃ 浮かぶ方法もないダイバー
生きているんだって 確かめたいならそう
深い海底を目指してもう一度だけ
息をしてみて
ただの幸せに気づいたら もう二度と溺れないよ


8.妄想隊員A

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

わざと待ち伏せできそうな人混みの街角
スカートを穿いた君が春の知らせを告げ
なぜか会いたくなったことを正直ブチまけて
握るその手 抱き寄せた身体
ドラマ仕立ての仕草はそう、、、

慣れた手口の殺人犯のよう
君は知ってる 愚かな僕のかわし方を
君は魔性の女だよ

君のためなら死ねると言った
僕はなんだかダメだよ
ドラマなんかに憧れて 愛の果てへ突っ込む妄想隊員A
寂びた恋なら早くそう言って
僕はなんだかダメだよ
奇跡なんか信じちゃいないけど
すれ違う時 電気が走るような
君に会いたい

背伸びしたり わざと転けたり ドタキャンしてみたり
きっと恋なんて計算された運命
僕の仕草に君がそっとマイナスをかけてたな
それは破滅へ続く近道 悪いのは女神様のせいなの

誰が描いた喜劇なんだろう
君が近づくちょっと前に気づいたよ
愛の魔法の副作用だと

君のためなら死ねると言った
僕はなんだかダメだよ
ドラマなんかに憧れて 愛の果てへ突っ込む妄想隊員A
寂びた恋なら早くそう言って
僕はなんだかダメだよ
奇跡なんか信じちゃいないけど
すれ違う時 電気が走るような
君に会いたい

君は魔性の女だよ

君のためなら死ねると言った
僕がやっぱりバカだよ
心なしか闇に寄り添い 愛の果てで気づく妄想隊員A
曖昧模糊とした眼にそっと
口づけてくれ Oh my darling
奇跡はもう信じちゃいないけど
いつの日にか いつの日にか
本物の愛さえ超えるような
君のためにアレをくれるように
さよなら My love


9.マトリョーシカ

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Shingo Sakakura

生き抜くために着込んだ
君だけが見える鎧は
見栄と外聞に怯えた
愚かの果ての現実

身体軋むほど抱きしめてよ

いっそ壊してくれよ
殻の俺の中にはまた
何の傷みもない
さらにちっぽけな俺の殻
ここから出してくれ マトリョーシカ

理論武装重ね着して
やわな防衛本能さらして
冷めた君の目には
俺の何が見える?

ギラつく言葉のナイフ刺せよ

いっそ剥がしてくれよ
へらへら笑った俺の殻
本性暴いてくれよ
君にいま声が聞こえるなら

光さえ届かない 心の奥の奥には
いくら壊しても壊れない 俺がいる

ぶん殴って ぶっ壊してくれよ
破って 裂いて 引っ剥がしてくれよ
ありったけ着込んだ鎧を

いっそ壊してくれよ
哀れな俺のマトリョーシカ
本性暴いてくれよ
君にいま声が届いているなら

逃げも隠れもしないから
ここから出してくれ マトリョーシカ


10.N極とN極

作詞:光村龍哉
作曲:光村龍哉

遺書を書いてる僕の気持ち 他人とキスする君と同じ
僕らはお互いこんなに似てるのに

煙草喰わえて君は背伸び テクノを聴いた僕と同じ
僕らはお互いこんなに似てるのに

大人になっても すれ違うんだろな
重なりあっても 片っぽは空虚なため
お別れすることにしました

4対4で引き分けなり けどジャンケンしてもいつも同じ
僕らはせーのでパーしか出せないのに

ケンカをしても謝らない 君のプライドが許さない
いたちごっこな僕らは似てるのに

君は一歩も百歩も千歩も譲らない
追いかけても二人の距離は変わらないため
僕は涙を流しました

バイバイまた会える日まで 僕を忘れないでよ
嗚呼 散々惹かれあったけど やっぱ君じゃないや

僕はN極 君と同じ できることならいつも隣に
居座りたいけど 昔学んだとおり

僕はN極 君と同じ 僕はN極 君と同じ
僕らはお互いこんなに似てるのに

大人になっても もう遅いんだろな
追いかけても二人の距離は変わらないため
僕は涙を流しました
君も涙を流しました
お別れすることにしました


11.かけら~総べての想いたちへ~

作詞:光村龍哉
作曲:光村龍哉

木枯らし鳴く街角 寒がりな白い息
「季節の変わり目は風邪ひきやすいんだ」っけ

忙しなく流れる時間(とき)の中で
浮かぶのはいつもこんな些細なフレーズ

涙が滲んだアスファルトに また花咲くよ
今にも枯れそうな葉のしずくが囁く 「ハロー」
儚く季節は巡っても 君を想っているよ
伝えたいんだ この目に映るもの
「ハロー」 その目を逸らさないで

厭らしさに溢れた借り物の慰めより
素っ気ない素振りが君の真実(こたえ)ならいいのに

どれくらい想いが募っても
伝わるのはきっとほんの少しだけ

放て 言葉にならなくても 迷わず明日へと
感じたいんだ 胸に響くエコー
「ハロー」 その声を絶やさないで

伝わったらいいのに 間違いでもいいのに
今届けたいんだ このフレーズを君に

涙が滲んだアスファルトに 花咲かせるよ
今にも落ちそうな夜空にも言えるんだ 「ハロー」
たとえ明日が来なくても 君のそばにいられたら
伝えたい この目に映るもの
だから その手を離さないで


12.ホログラム

作詞:光村龍哉
作曲:光村龍哉

真っ白な景色にいま誘われて
僕は行くよ まだ見ぬ世界へ

迷子のまま旅していた 鼠色の空の下
日替わりの地図 いくつもの夢が滲んでいた
いつかはさ ちっぽけな僕のこの歩幅でも
あの雲の向こうまで行けるかな

強がって キズついた心透かしたように
降り出した雨粒たちが 乱反射繰り返す

真っ直ぐな光が交差して
行く先も告げぬまま どこまでも突き抜ける
淡い残像 両眼に焼き付けて
届くはずなんだ まだ見ぬ世界へ

知らず知らずに貼っていたのは 白黒のステッカーで
大事なもの 僕らは隠してしまっていた
宝の石より 花より 星の灯りより綺麗な
「夢」と言う名のホログラムを ざわめきを

はみだして 逆らって いつか描いた風景
悔しさも 寂しさもいま 泡みたいに弾けとぶ

真っ直ぐな道で 躓いたって
かさぶたはがれたら 今よりきっと強くなれる
真っ白な景色にいま誘われて
僕は行くよ まだ見ぬ世界へ

霞む空の先に 虹色の光
明日の影に 震えるたびに 遠くで僕を呼ぶ声がして

真っ直ぐな光が 散らばって
雨上がりの午後に 束になって降り注ぐ
無限のグラデーションがいま混ざり合って
この空の下どんな所にいても
必ず届くはずさ まだ見ぬ世界へ


13.THE BUNGY

作詞:光村龍哉
作曲:光村龍哉

ガラスも溶けそうな灼熱の部屋の中
ポンコツの太陽 お願い 今日は放っておいてよ

某ワイドショー
端から端まで暗い話題だよ 夢がNO NO NO
期待して最下位の占いなんかも
見慣れたもんさ

本音はいつだって 僕が作った檻の中
縮れたプライドで届きやしないSOS

今でも心は空飛ぶピーターパンだと言ってしまえたら
いつかは騙されたつもりで 駆け出せそう

今だ 逆風掻き分けて
昨日の迷いを解いたら さっさと飛べよ
その胸騒がせて 真っ白な世界へ
連れて行ってよ

君にも僕にも羽なんか生えちゃいないだろう って何言ってんだ
そうやって誤魔化したりしないで駆け出してみろ

今だ 追い風絡ませて
心の羽を開いたら さっさと飛べよ
天(そら)と地の狭間で UP&DOWN 繰り返して
明日を探すんだよ

その目だけは閉じるなよ


14.Broken Youth

作詞:光村龍哉
作曲:光村龍哉

イージーな理由 一切許す 若輩
レスキュー隊も呼んでおいた
だから プリーズキスミー プリーズキスミー
ALNIGHT

右目蓋の傷が痛いんだ アイツ憶えてろ
先手必勝 あれ以来
単細胞なお前は何ら変わっちゃいないんだな

堕天使の魔法か 小悪魔のちゃちなイタズラ
つまんなくなっちゃう前に

そおれで放れ ボウリングボール
器物破損罪など承知
それでも 壊れそうで壊せない
なんか元通り

最終的に全てはありふれていく
先生 あんた裏切りもんだ
今すぐ プリーズキスミー プリーズキスミー
ALNIGHT

空っぽな理想も 紛い物な愛もいいや
全てがバカバカしいって笑えりゃ

少年の向こうへ もがいても
異物な存在だろ 承知
どうせ 破れそうで破けない
僕らのストーリー

そんなの承知

堕天使の魔法か 小悪魔のちゃちなイタズラ
仕掛けろ 今すぐに
空っぽな理想も 紛い物な愛もいいや
全てはバカバカしいシーンだ

そおれで放れ ボウリングボール
器物破損罪など承知ノスケ
壊れそうで
そんな力任せのプライドも 甘い日々の代償も
越えていけそうで
とっちらかった感情で切り開けよ
壊れそうで
壊せない 僕らの勝利


15.梨の花

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

愛しても 愛しても
君は枯れない 梨の花

田舎電車に揺られた頃は 季節さえ寝過ごした
泣いたり笑ったりもないが故

僕は野に咲くトウバナだから 日なたに浮かぶ君を
見て見ぬ振りするのがやっとだぜ

君の横顔に赤らむ毎日が ふと甦る帰り道

愛しても 愛しても
君は枯れない 梨の花
どうしても どうしても
手の届かない春を

僕にも 君にも

いつも最初の角を曲がれば姿を消した君は
突拍子もないことばっかして

両手ポッケですました僕は下手な口笛吹いて
しわくちゃの素顔を誤魔化して

その手を伸ばせば触れられたはずなのに また消してしまうんだな

愛しても 愛しても
君は枯れない 梨の花
どうしても どうしても
手の届かない春よ 想いよ

君に届け

かすむはずない真っ白の花は今年も咲いてた
僕の何もかもを奪っても平気な顔してる

愛しても 愛しても
君は枯れない 梨の花
どうしても どうしても
手の届かない 梨の花

愛しても 愛しても
君は枯れない 梨の花
どうしても どうしても
手の届かない

あの日の想いは枯れない


16.image training-2014-

作詞:Tatsuya Mitsumura
作曲:Tatsuya Mitsumura

AM5時の一ツ木通り まだTAXIも地を這うように

赤信号のままの 横断歩道で

枯れ葉のように 僕は風を待つ
風向きなど 知るはずないのに
天気予報に明日の居場所をたずねても
当たらぬような

陽が昇った一ツ木通り 顔上げればそこは滑走路

張りぼての翼 手に入れて

おもちゃのように僕は走り出す
羽ばたかなきゃ飛ぶはずないのに
高層ビルにとぼけた姿を映しても
届かぬような

ビルの向こうには一体どんなものが待つ?
儚いもの?見たこともないもの?
風やあなたに背中を押されるその前に
飛び出せそうな

飛びたい方に もう一度僕は走り出す
今度はもうためらわないように
ビルの向こうでも 絡まる高速道路の向こうでもないような
イメージ浮かんだ

飛びたい方に何度も僕は走り出す
さよならもう振り返らぬ街
ふくらむ胸で浮かんでしまえば必ずその時に
輝くような


17.パンドーラ

作詞:NICO Touches the Walls
作曲:NICO Touches the Walls

もう踊れない 嗚呼 夜更けと夜明けが睨めっこ
灰と化すまであと何十秒
蝉時雨 L→Rが渦巻き 眩暈する
誰か俺を救ってくれよ

見栄張れば そりゃあちらこちらから豆鉄砲
死海文書も穴だらけ
喉鳴らす魑魅魍魎共も焦りだした
最早打つ手はないのかと

「かごめ、かごめ、、、」
俺に翼をくれ

真っ赤なヴォルケーノ浴びて 能書き垂れるはエニモア
アイドンワナブレイク 性です
ケモノガレ!

真実(こたえ)を喰らえ 月夜の真下で 胸の奥深く目覚めし記憶
恐れることもなく開けてしまうのか いま 問いかけろ

間に合うか 未だあちらこちらから豆鉄砲
フルアクセルの髑髏も
危うしレッドゾーン L→Rはアップサイドダウン
空のバレル 虚しく積み上がる

ありったけの混沌(ケイオス) 見せつけてやれよ

眠りにつく夜の宴には まだ やれるやれぬの影法師
ほら 後ろの正面だあれ 内心ギリギリ命取り
劣等ぶるな

いつかのウソも いつかの迷いも
重ねて閉じた パンドーラの箱
それすらここにいる証と云うのなら
いま 抉じ開けよう

真実(こたえ)を喰らえ 胃が捩れるまで 一滴残さず飲み干すんだ
己がここにいる証は何なのか さあ 己で確かめろ

真っ赤なヴォルケーノ浴びて 能書き垂れるはエニモア
死ぬほどヴォルテージ上げたら 最期はまじない唱えて
エビバデオサラバ